練習記録(7)2級1/3スケール
・第200回検定2級「最初のお話」(H29.05・まばたき)
ミス 10/933(1.07%)
内訳
正「こういう場合には」 誤「こういう日は」 3ミス
→4ミリと8ミリ。書きミスとも言えるし、反訳時の文脈判断ミスとも言えるか。
正「というわけで」 誤「ということで」 2ミス
→書きミス。
正「そうすることで」 誤「そうすると」 2ミス
→書きミス。
正「その状態で」 誤「その上で」 2ミス
→同形省略(速研式では。川口早稲田、佐竹では「上」は2ミリ、「状態」は4ミリのはず)の反訳ミス。案外文脈判断が難しいので、「上」「下」は2ミリでちょこっと書くようにしたほうがよさそう(「下」を4ミリで書くと「したい」と同形になる)。
正「このときに」 誤「このときには」 1ミス
→書きミス。勢い余ってちょろっと「は」が出ちゃった。
というわけで。2級でも1/3ならついていけることがわかりました。
まあ、力でゴリ押して記憶で反訳したみたいなところあるから、これを10分やるとなると無理だけど。細かいミスも連発してるし。
とはいえ、書き取り3分の新人戦みたいな大会だったら、これでも及第点なんだよね。前は2級の速度、全然ついていけてなかったから、それを考えれば成長したのかな。
ただ気になるのは、序盤の余裕があった部分から既に字が乱れていること。なんでかというと、2級についていこうという気持ちのせいで、ずっと焦りながら書いてたから。
1級や2級で10分間書くとなると、余裕のあるところではゆっくりていねいに、追いつかないところでは多少乱れても速く書くという技術も必要になってくるらしい(佐竹塾の連載コラムかなんかに書いてあった)。
まあ、2級に全然なれてなくてやったからというのもあるだろうから、今からそんなに気にすることではないかもしれないけど、今後2級を目指す上ではちょっと気にしていきたいことかな。
というわけで2級やってみましたが。こんなゴリ押しの練習をやっていても余りいい練習とは言えなさそうなので、まずは3級をしっかり書いて、省略を定着させるのが先決かな。
でも2級も全然手が届かないわけではないことがわかっただけ、やってよかったかもしれない。
9月は3級くらいの速度をしっかり詰めて、10月中には2級を通しで書けるようになりたいかなと思います。
ところで、最近はこうやって反訳練習をメインにやっていて、いわゆる書き流しのような練習は全然やってません。反訳で書く前に空読みかわりに書くときくらい。
前は一人で練習するときのほとんどを書き流しに費やしていて、たまにテープもう一度かけて字を見直したり、ちょっと一人で読み返してみたりはしていたけど、反訳はほとんどしていなかった。
なんでかというと、反訳には書き取りの10倍時間がかかるから。その時間でとにかく書いていたほうが練習できると思ったから。
でも今思うのは、少なくとも今の自分にはそういう練習よりも、反訳してていねいに速字に向き合う練習のほうが必要なのかなということ。60分書き取りをするより、5分書いて反訳したほうが練習になっている気がする。
もちろん、今までたくさん書いてきたからそうなのであって、ほかの人にも共通するかどうかはわからないけど、ただ、全く振り返りをせずに書き取りばかりの練習って、効率を追い求めているようで実は非効率なのかも。
まあ、わかんないけどね。